軍艦島

 長崎市の沖合い20kmのところにある無人島です。正式名を端島(はしま)といい、コンクリートビルが密集するその姿から軍艦島と呼ばれるようになりました。


 軍艦島は三菱石炭鉱業の炭坑として栄えた島で、一時は東京以上の人口密度を誇りましたが、炭坑閉山後は無人島となりました。その後永らく、容易に訪問・上陸することができない状態が続いていましたが、島を譲り受けた長崎市が観光地として遊歩道を整備し、再び訪問・上陸できるようになりました。

 軍艦島に定期航路は就航していませんので、訪問の際は長崎港から複数社により運行されている遊覧船ツアーを利用することになります。


 長崎から約50分ほどで、島影が見えてきました。


 軍艦島ドルフィン桟橋に接岸します。


 ドルフィン桟橋は波を遮るものがなにもなく、海の中に突き出たような造りになっています。そのため波に弱く、接岸できない日も多いようです。私が訪問した日も、快晴にもかかわらず南風が強いため条件付での出港でした。


 軍艦島では、安全のため島内を自由に歩くことはできず、柵に覆われた遊歩道内のみ通行できます。遊歩道は主に島の南東側、炭坑跡部分に造られていますので、北西側の住居跡部分はあまりよく見えません。


 端島小中学校跡です。昭和33年築と古い建物ですが、島内は土地が限られているため7階建ての高層建築になっています。写真右の柱の跡は、採掘した石炭を運び出すベルトコンベアーとのことです。


 写真左の赤レンガは炭坑の総合事務所、右側は坑道に入るための入口跡とのことです。


遊歩道の一番奥、第3見学広場の先にある30号アパートは、大正5年築・日本最古の高層マンションとのことです。