加計呂麻島

 奄美大島の南端部と大島海峡を挟み向かい合う島です。とても細長い島で、人口は1,500人ほどですが30近くの集落があります。



 加計呂麻島への船が発着する古仁屋港は奄美大島の南端部にあり、名瀬市街地からは車で1時間、奄美空港からは車で2時間近くもかかります。古仁屋港のターミナルは海の駅としても活用されており、海産物の直売所やレストランなどもありました。


 古仁屋港からは加計呂麻島へは、瀬相港、生間港に向け町営のカーフェリーが運航されており、本数はそれぞれ日4往復、3往復です。また、両区間には海上タクシーが頻繁に運航されており、町営カーフェリーなみの格安料金で乗船できる「海上タクシーの定期便」もあります。とりあえず島に上陸してみたい向きには海上タクシーも良いかと思いますが、加計呂麻島は相当広い島なので、カーフェリーでレンタカーごと島に渡ったほうが観光には便利です。写真は瀬相港の貝のモニュメントです。


 瀬相港に到着したフェリーかけろまです。加計呂麻島内ではカーフェリーに接続する形で路線バスが運行されており、人口1,500人ほどの島だというのに5台もの路線バスが港に待機していました。


 瀬相と生間の中間、呑之浦地区には島尾敏雄文学碑記念公園があります。これは作家・島尾敏雄が戦時中に海軍の特攻隊長として加計呂麻島に赴任していたことによるもので、氏の記念碑や特攻艇震洋を復元したものなどがあります。


 公園内は深い入り江になっており、海の色もとてもきれいでした。


 生間港は瀬相港とともに定期便が発着する港であり、奄美大島からの距離は生間港のほうが近いです。


 加計呂麻島の南端には安脚場(あんきゃば)戦跡公園があり、第二次世界大戦当時の史跡が当時のままの姿で保存されています。


 安脚場戦跡公園は高台の上にあり、ここからの奄美大島の眺めも良いです。


 諸鈍集落は加計呂麻島最大の集落であり、寅さんの『男はつらいよ』最終策のロケ地ともなりました。諸鈍湾には寅さんの記念碑があり、海岸沿いに美しいデイゴ並木が続いています。


 、諸鈍集落内にある大鈍神社では、毎年旧暦9月9日に国の重要無形民俗文化財である諸鈍シバヤが開催されます。


 島の北端には実久海岸というビーチがあり、その対岸にある江仁屋離島という無人島にはキャンプ場があります。


 それにしても加計呂麻島は道路状況が悪く、酷道が多かったです。今回は軽自動車での訪問でしたが、南北をつらぬく幹線道路でさえヘアピンカーブに土砂崩れと運転に神経を使い、脇道はに私の運転技術では通行不可能な所もありました。