青ヶ島

 八丈島の南にある日本一人口の少ない村です。一島で一つの村を形成しており、その人口はわずか200人ほどです。


 青ヶ島には八丈島空港から9人乗りのヘリコプターが1日1往復しています。定期船の就航率が非常に低い青ヶ島において、ヘリコプターは住民の大切な足となっています。予め連絡すれば東京発の朝一便から乗り継ぐことが可能です。


 この日は東京ー八丈島のジェット便にも天候調査が入るほど風の強い日でしたが、ヘリコプターは難なく離陸し、20分ほどで青ヶ島ヘリポートに着陸しました。ヘリは風に強く、ジェット機が欠航する日でも運行されることがあるようです。


 青ヶ島ヘリポートから小中学校方面の眺めです。この辺りは島一番の人口密集地のはずですが、家や商店がちらほらと点在しているのみで空き地も目立ちます。


 日本最小の役場、青ヶ島村役場です。村勢要覧等を頂きに行きましたが、私のような奇妙な訪問者にも丁寧に対応して下さいました。こういう物好きな人間も、世の中には多いようです。


 青ヶ島郵便局です。宅配便や銀行などは存在しえない青ヶ島においては無くてはならない存在です。青ヶ島は全島全村が無番地であり、郵便配達は名前だけを頼りに行うこと、郵便・小包はヘリに搭載できず船便のみとなるため時として小笠原以上の遅延が発生することなど、いろいろとご苦労も多いようです。


 みかん等の収穫物を運ぶために取り付けられたレールです。


 青ヶ島は外輪山と内輪山からなる複式火山の島で、ふれあいサウナへ行く道の途中からもその様子がはっきりと分かります。外周を囲む山の中央部に窪地があり、もう一つ山があるめずらしい光景です。


 青ヶ島三宝港は集落から徒歩1時間ほどの所にあります。防波堤も無い外洋吹きさらしの港で、定期船の就航率が極めて低い理由がよく分かります。


 青ヶ島から八丈までの船は、時刻表上は毎日運行されることになっているものの、実際の就航率はきわめて低いようです。私が訪れた時も、2月上旬だというのに今年6回目の運行と聞き。あまりの就航率の低さに驚きました。