小笠原返還30周年記念式典(父島)

 平成10年6月に行われた、小笠原諸島日本返還30周年祭記念式典の様子です。(父島版)


 おがさわら丸です。この年新造されましたが居住スペースは相変わらず狭く、背の高い人間は足を伸ばして寝ることも出来ません。


 おがさわら丸船内です。


 夕方、八丈島に寄港します。通常おがさわら丸は東京から父島まで直行しますが、年に一度、6月下旬の航海のみ八丈島に寄港します。


 これは小笠原が八丈島とゆかりの深い島であるためで、墓参・慰霊・観光など様々な目的をもった八丈町民が小笠原を訪れます。今回は返還30周年記念式典のため、大島、三宅島など伊豆諸島の町村長が全員参加しており、訪問団は200人規模の大規模なものでした。


 2日目の朝、小笠原諸島入口付近にて八丈町主催の洋上慰霊祭が行われます。これは第二次世界大戦中の戦没者を慰霊するもので、黙とうの後八丈町長により献花が投下されました。


 到着後フェリーターミナルにて歓迎式典が開かれ、伊豆諸島町村長の参列のもと小笠原南洋踊りなどが披露されました。


 この日の父島はまつりムード一色で、島内の商店、飲食店には色とりどりの看板が掲げられていました。


 返還30周年の記念旗です。


 三日目は昼頃より記念パレードが始まり、記念旗を持った子供たちや自衛隊音楽隊、小笠原南洋踊りのグループなどが集落内を行進しました。


 パレード終了後は大神山公園で子供たちの合唱が行われました。


 公園での行事に続き、隣の大村海岸でウミガメが記念放流されます。


 放流されたウミガメは、甲羅に記念ペイントを施されていました。


 夕方からのベントでは山梨県櫛形町(現南アルプス市)などからの訪問団が、郷土芸能を披露しました。


 小笠原太鼓です。


 会場内の出店ではビールや焼き鳥などが全て無料で振舞われました。


 式典には東京都知事や国土庁長官といった方達も参列し、要人輸送のため水陸両用挺も島に来訪していました。


 父島、母島での行事を終え、東京に向け出港します。


 小笠原名物、ダイビング船のお見送りです。