高見島

 香川県多度津町の島です。平地が少なく、急傾斜地にも集落が拓けています。隣の佐柳島同様、両墓制とよばれる独特の埋葬方法が残っています。


 高見島港待合所です。最近新築されたもののようでとても新しかったです。待合所の背後には、竜王山という高さ300mの山があります。


 高見島・佐柳島と岡山県笠岡諸島は至近距離にあり、三洋汽船という同じ会社がフェリーをを運行しています。しかし、両者を結ぶ船は週に3往復しかなく、経済的な交流はほとんど無いようです。


 港から両墓制までの海沿いの道では、何匹もの猫たちが自由気ままに歩き回ってました。


 港から5,6分歩いたところには、両墓制とよばれる独特の墓地があります。両墓制とは、亡骸を土葬する「埋め墓」と普段お参りする「参り墓」と別個に設けるもので、高見島・佐柳島以外ではほとんど見られない習慣です。


 両墓制墓地の横には、浦集落へと続く階段があります。浦集落は傾斜25度の急傾斜地に拓けた集落で、車が通れる道は通じていません。当時20代の私でも息切れするような急階段の上で、60代や70代のお年寄りが生活しているというですから恐れ入ります。


 写真では分かりづらいですが、崖上の家から崖下に向かってケーブルが張られており、鉄製の小箱がぶら下がっています。荷物運搬用の小型リフトなのでしょうか。


 浦集落からの眺めです。


 浦集落には、江戸時代からの家屋や乱積みの石垣が今も残されています。現代でも家を建てることが困難なこの絶壁上に、当時の人々が家を建て、石垣を築いたのですから、その技術力には目を見張るものがあります。


 多度津港の船のりばです。