男鹿島、西島

 兵庫県姫路市、家島諸島の島です。男鹿島(たんがじま)は砕石を主産業とする島で、西島には県立の青少年研修施設があります。男鹿島の人口は数十名、西島の定住者は数名しかいません。


 2011年現在、男鹿島には姫路-坊勢島航路の一部、1日4往復が途中寄港しています。かつては家島本島への航路もありましたが、家島汽船の経営破たんにより廃止されました。人口の割に4往復は多い気もしますが、釣り客や採石場への通勤者などそれなりに乗客はいるようです。



 男鹿島の自動車には、日本国のナンバープレートが取り付けられておらず、その代わりに背番号?が大書きされたものが多いです。港で定期船の番をしていたおじさんによれば、男鹿島の道はほとんどが私道で、ナンバープレートをつける必要は無いが、持ち主不明の廃車の放置があまりに多いため、放置防止のため持ち主番号を車に記入するルールになっているのだそうです。



 港付近には数件の民宿がありましたが、海水浴客向けなのか12月のこの日に営業しているところはなく、全く人の気配がしませんでした。


 港の付近にあるビーチです。


 男鹿島は大部分が採石場の私有地になっており、公道、集落は島北端の男鹿島港周辺と島南端の田の浜地域周辺に限られます。港から西回りで田の浜に向かおうとしたところ、すぐに採石場の敷地となり、部外者立ち入り禁止の標識がありました。海の向こうに見えるのは坊勢島です。



 集落の東端には淡賀楯崎という公園があります。その一角には島名の由来となった鹿公園があり、数匹の鹿さんが飼育されていました。


 淡賀楯崎公園を過ぎると、再び砕石場となります。こちらには立ち入り禁止の看板がなく、港のおじさんも「今日は休みだから通ってもええで」と仰っていましたが、大型の野犬が数匹放し飼いされており、とても入れる状態ではありませんでした。


 西島は家島諸島で最も人口の少ない島で、兵庫県立の青少年研修施設・いえしま自然体験センターがあります。この島への定期船は、自然体験センターの利用客がある時のみ姫路-家島航路を延長運行する形をとっており、一般向けの航路はありません。