答志島

 鳥羽湾周辺の有人離島で最も面積の大きな島です。和具、答志、桃取の三集落からなる漁業の島で、1600年頃この地を治めた九鬼水軍にまつわる史跡もあります。


 鳥羽マリンターミナル(佐田浜港)は、鳥羽の各離島への玄関口となる港です。ターミナルビルは2011年に完成したばかりと新しく、近鉄・JR鳥羽駅からは徒歩7,8分のところにあります。鳥羽の離島航路は佐田浜港から約1kmほど離れた中之郷桟橋を併用していますが、地理的に中之郷のほうが近い坂手島航路以外、全ての航路が佐田浜港にも寄航します。


 答志島和具港に停泊する高速双胴船ががやきです。


 和具港ターミナルとその周辺の様子です。佐田浜港同様、ターミナルは新築したばかりで新しい建物でした。


 和具集落の人口は答志集落の半分ほどとのことですが、和具集落のほうが旅館や民宿などの施設が多く、活気があるように見えました。


 和具港から西に3分ほど歩いたところには、サンシャインビーチという海水浴場があります。



 和具集落内、島の南東端には、首塚、鬼塚という史跡があります。これは1600年、関が原の闘いに破れ当地で自害した鳥羽城主・九鬼嘉隆を葬ったもので、首塚は鳥羽湾を見渡せる高台の上に、胴塚はそのふもとにあります。


 首塚からの展望です。写真左側が和具集落、右側の山の裏側が答志集落です。


 和具・答志の両集落は距離的に近く、へいふり坂という小山をはさみ徒歩でも20分ほどで移動できます。一方、西端にある桃取集落は大きく離れており、航路も別に運行されるなど生活圏が分かれています。


 へいふり坂を下り、答志集落に到着します。


 答志集落のすぐ先の小島には、八幡神社という海上安全の神社があります。答志集落とは橋で結ばれています。



 答志港は和具港からは船でわずか5分ほどの距離にありますが、南を向いている和具港と北を向いている答志港では風向きが相当異なるようで、和具港にフェリーが運航出来ても、答志港は欠航となることがあるそうです。この日の帰路も、答志港を出てからの数分間は相当揺れました。